/ Diary, Windows Phone

新作アプリの審査申請を済ませて、一段落している今日この頃。
詳細はもったいぶって伏せておきますが、最近新たにできたらしい国別の提供可能アプリの縛りや、スクリーンショットのレタッチが禁止されていることを知らずに一度審査落ちして、二度目の申請だったり。

今回は無料アプリなのですが、試験的にAdMob広告を搭載。
本来ならばMicrosoftオフィシャルのpubCenterを使いたいところなのですが、当初昨年内に予定されていた日本展開が遅れているようで、つい最近ようやく今月末に予定というアナウンスが出たばかり。
Googleのライセンスポリシー改訂によって一部ではGoogleバッシングが強まっている気配があるので、正直どうかな、という思いもあったりしますが、まぁとりあえずAdMob。
現状5本のWindowsPhoneアプリを出しているわけですが、有料アプリの課金具合や国内及びワールドワイドでのダウンロード数などはおおよそ分かってきたので、そろそろアフィについても探りを入れてみようか、といった感じですw
現状のパイの小ささでは広告付けたところで「焼け石に水」感が否めないわけですが、海外ユーザの広告に対する反応を窺うチャンスでもあるので、とりあえず物は試しということで…

技術的なトピックでいくと、今回sharpSerializerというシリアライズ関連のオープンソースライブラリを利用してみました。
当初、単純に分離ストレージのApplicationSettingsにデータ格納していたのですが、サイズが大きくなると初期化が激遅になってしまう問題に遭遇したため、バイナリシリアライズによるデータ保存/復元の採用に至った次第。
後になって分かった話ですが、ApplicationSettingsに設定値以外のデータを保持する事自体が無謀だったようで、データ類については別途保存が基本のようです。
今回はとっつきやすそうなsharpSerializerを使いましたが、Sterlingという多機能なライブラリがあるようなので、そちらも是非試してみたいところ。
また、大量データを扱う上で考慮しなければいけないのがメモリ使用量。
WindowsPhoneアプリでは基本的に90MBを超えるメモリを利用してはいけないという規約があるため、闇雲に大量のデータを画面上に表示することはできません。
個人的にやたらめったらにページが遷移するのは利用する側としても作る側としてもあまり好みではないのですが、ひとつのページに大量データを載せるのはタブーなようです。
パノラマやピボットが便利だからといって、いくつもアイテムを持たせるのは規約的に厳しいということです。
UI的にもページの構成というのは悩みどころなわけですが、加えてメモリ管理の観点からも考えなければいけないということを今回あらためて学んだ次第。



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