Windowsストアアプリ版の「Picture Map」をバージョンアップ。
わりと大幅なアップデートを施したので、メジャーバージョンを変えてみた次第。
リリースにこぎつけるまで、審査落ち5回、申請期間だけで約2週間を費やした力作ですw
予想外に手間取ってしまったのは、審査落ちの理由が「アプリが起動しない」という厄介な代物だったため。
手元の環境では全く再現せず、あちこち怪しげな箇所をいじっては落とされ、いじっては落とされした挙句、ようやく発見したプログラムのミス。
それはアプリ内課金を利用するためのライセンス情報を初期化している箇所が開発用の状態のままだったという情けないものでした。
WACK(テストキット)で検出してくれてもよさそうなものですが、まさかこれだけで0xC000027Bを吐くクラッシュを引き起こすことになるとは…
海の向こうのテスターの方々は淡々と毎回同じ「起動しない」報告を上げてくれるのですが、さすがに4回も同じ理由で審査落ちというのは凹みました。
今回のバージョンで大きく進化した点は、画像の位置情報(ジオタグ)が編集できること。
既存の位置情報を調整したりするのはもちろんのこと、ジオタグ未設定の画像についても新規で位置情報を埋め込むことができるようになっています。
ただし、新規に関しては「有料オプション」ということで、今回初めてアプリ内購入の仕組みを利用してみました。
ジオタグ未設定の画像が選択したファイルに含まれていた場合、上部アプリバー内に一覧表示され、画像を選択する機能を有効化するかどうか問い合わせるメッセージが表示されます。
ソーシャルゲームなどでは当たり前のアプリ内課金ですが、はたしてユーティリティ系のアプリでどのようなリアクションが得られるか楽しみです。
地図をグリグリ動かして位置設定できますので操作は非常に簡単、ぜひ試してみてください。
その他、終了時の状態を復元できたり、詳細画面でのピンチイン/アウトによる画像ズームに対応したり、と細かい部分も改良を加えています。
最後に一点だけ制限事項を付け加えておくと、SkyDriveなどのクラウドやLAN上の画像ファイルに関して、選択/表示自体は可能なのですが、ジオタグの更新や終了時の復元には対応していません。あらかじめご了承いただければ、と思います。
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