先日リリースしたAzumeにWindows Azureのロゴを貼るべく調べた結果、辿り着いたのが「Microsoft Platform Ready」(MPRと略すらしい)のサイト。
よくパッケージソフトに「Windows 7 Ready」といったシールが貼られてたりしますが、要はマイクロソフトのプラットフォームテストにクリアしたソフトに与えられる称号がこの「◯◯ Ready」っていう代物。
Azureの場合は、「Powered by Windows Azure」というロゴになっとります。
昔からあるものの、えらく敷居が高い印象だったのですが、最近になって自前で検証作業が実施できるテストツールが提供されるようになったようで、Azureに関するテストも含まれている様子。
とりあえず無料でトライできるようなので、はたしてどんなテストなのか試してみると、これが意外にあっさりしたもので、基本的にはAzure上にアプリが正しくデプロイされていればそれでオケみたいな感じで、アプリ自体の挙動テストなんかは一切なし。「きちんとテストしましたよ」というチェックを入れるだけ、という世界でした。
Azureデプロイに関しては、サブスクリプションIDと証明書ファイルを入力してチェックにかけるようです。
証明書ファイルは用意していなかったので、こちらのサイトを参考に作成したものを管理ポータルにアップロードして使用。
一応アプリ側にも署名設定しましたが、これは必要なのかどうか不明。必須ではないかも。
そんなこんなで、思いがけずあっさりとテストツールの検証が通ってしまい、ロゴは無事に利用可能な状態に。
オマケにマイクロソフトパートナーとしてのテスト済み製品にも自動的に加えられ、事例登録さえすればISVコンピテンシーも取得できるような状態にステータスがグレードアップしてしまいました。
まだ全然余裕がないスタートアップ状態なので、当面はBizSparkのお世話になるつもりですが、そもそもAzureが無償利用できるのもBizSparkのおかけだし、まさに至れり尽くせり。
まぁ、そんなこんなで正真正銘「Windows Azure Ready」として仕上がった「Azume」。
そもそも社内ツールとしてデザインしたものなので機能的にはかなーり微妙だと思いますが、Azure上で動作している無償アプリは数少ないと思いますので、是非一度お試しください。
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