TFSコレクションの移動

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Team Foundation Serverコレクションのマシン間移動についてメモ。

・移動元マシンで行う作業

  1. TFS管理コンソールにて「コレクションの停止」、「コレクションのデタッチ」を実行する
  2. SSMS等にてコレクションデータベースを「バックアップ」する
  3. 移動元マシンの環境を元に戻す場合は、TFS管理コンソールより再度「コレクションのアタッチ」を実行する

・移動先マシンで行う作業

  1. TFSおよびSQL Serverを導入する
  2. SSMS等にて移動元で採取したバックアップファイルを用いて「データベースの復元」を実行する
  3. TFS管理コンソールにて「コレクションのアタッチ」を実行する

注意点としては、TFSがデフォルトで用意するDefaultCollectionを移動する場合に名前が重複してしまうため、別名のデータベースとして「復元」(物理ファイル名も変えておいたほうが良いでしょう)し、別名のコレクションとして「アタッチ」する必要があります。
この方法だと元々のDefaultCollectionが残ってしまいますが、不要な場合はコレクションをデタッチしてデータベースごと削除してしまっても良いですし、面倒ならそのまま放置でもよろしいかと。

デタッチ/アタッチを連呼していますが、あくまでTFS管理コンソールによるコレクションのデタッチ/アタッチです。
データベースのデタッチ/アタッチではないのでお間違えなきよう。
コレクションの実体であるデータベースのほうは「バックアップ/復元」操作で取り扱います。

とりあえず上記手順でTFS 2010からTFS 2013への移行に成功しています。
最小限の構成でしか使っていないので、複雑な構成/設定にしている場合は他にも必要な作業があるかもしれません…


社内サーバ刷新

/ Diary

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現行サーバの老朽化(ハード、ソフトとも)に伴い、新しいサーバを導入。
サーバといっても出来合いのものはお高いので単なる自作機なのですが…

メイン用途をHyper-Vサーバにすべく、CPUは「Xeon E3-1276 v3」を奢ってみたものの、なぜかマザーボードはギガの「GA-Z97X-UD5H-BK」というデスクトップ向けマザー。
とりあえず5年保証らしいのでこれにしてみたのですが、なにしろサーバ向けマザーは情報不足もさることながら、取り扱っている店舗も少なかったもので…
サーバ用には如何なものかと思いつつも比較的安価に調達できたNon-ECCなメモリ「Kingston HyperX Beast」はZ97チップセット上限の32GB(8GBx4)を積み、起動ドライブに単発のSSD「CSSD-S6T256NHG6Q」、データ用に「WD30EFRX」x2をミラー構成で。
バックアップ用として同じくWD Redシリーズの「WD60EFRX」を追加する予定。
ちなみにケースは「Corsair Obsidian 550D」、こちらは以前組んだマシンで具合が良かったので。
特にこだわりのない電源はこれまた5年保証につられて選んだSeasonicの「SSR-550RM」。

ホストOSはWindows Server 2012 R2 Standard。
とりあえずVMを3台稼働させて現在様子見中ですが、今のところ問題なく運用できている様子。

ところでPCの自作にはトラブルがつきものw
今回はハードセッティングとOS導入まではスムーズに進んだのでノートラブルで済むかと思いきや、案の定一筋縄ではいかなかったようで、ネットワークアダプタのドライバ導入でプチハマリ。
というのも、前述のマザーに搭載されているIntel NIC(I217-V)の純正ドライバは Windows Server 2012 R2 には未対応のようで、普通にインストーラを実行しても「対応していません」と弾かれてしまうのです。
結局、infファイルを小細工する方法で無理やりドライバ導入して事なきを得ましたが、やはりサーバOSにはサーバ用チップセットを積んだマザーのほうが無難なようです。

パーツは全部アマゾンで揃うようなのでお買い物リスト貼っときますw