/ Windows 8


当初の話から一転、TechNet/MSDNユーザ向けに先行提供されたWindows 8.1 RTMをインストールしてみました。
ターゲットはWin8アプリのテストマシンとして利用しているDell Latitude 10
デジタイザペンも使えるAtomなWindows 8タブレットです。

インストール自体はDLしてきたISOファイルをマウントしてセットアップを実行するだけ。
途中プロダクトキーを要求されるのですが、正規のWindows 8をアップグレードするために新たにプロダクトキーが必要になるのはちょっと解せない感じ。
一般向けの提供はストア経由とかいう話もあったと思うのでこの辺りどうなるのか謎。

無事インストールできたので、ざっと確認してみたところ、なぜかスリープができない。
タブレットの電源ボタンを押しても反応なし、シャットダウンメニューにもスリープの項目が出てこない状況。
色々と設定をいじってみたものの変わりないので仕方なく回復メニューからリフレッシュしてみることに。
設定は根こそぎ初期化されてしまいましたが、無事に再セットアップが完了。
スリープもできるようになったのですが、DELLサイトからDLしたネットワークドライバ(Dell WLAN/Bluetooth Driver 2013/06/11版)を入れたらば、またもやスリープ不可状態に…。
DELLのドライバを入れなくてもWi-Fi/Bluetooth接続はできるので、今のところLatitude 10に関してはWin8.1付属のドライバのまま使うのが良さげです。
また、その他のドライバ類が足りないせいか、電源の入ったドックに挿すとスリープ周りの挙動が怪しくなってしまうという問題も出ていますが、今のところ致命的ではないのでしばらく様子見です。

そんなこんなで無事インストールされたWin8.1ですが、Win8のブラッシュアップという意味では良い感じです。
スタート画面の操作性も良くなったし、タイルサイズの選択肢が広がったのも嬉しい変更。
メトロ側のコンパネ項目がやたら増えていて若干ややこしい印象はありますが、デスクトップなコンパネを使うシーンが減るのはタブレットユーザのことを考えれば必然なのでしょう。
なによりもアプリ開発者として嬉しいのはストアの表示内容が改善されたこと。
現行のストアはあまりにもひどくて、同じ作者のアプリ一覧が簡単には見られず、関連アプリのような表示もないので、一度ランキングから外れるともはや完全に相手にされなくなる世界だったのですが、これが少しはマシな形になります。
Web上のストアは少し前から表示形式が変わったので、どのように変わるかはこちらでイメージが掴めると思います。

Windows 8.1の一般提供は10/18ということで1ヶ月ほど先ですが、バルマー社長の退任話やNokia買収など、今後の展開に影響を与えそうなトピックも出ていて目が離せません。



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